J League Division 1 第24節
2008年9月13日(土) 15:03キックオフ 日本平スタジアム

横浜Fマリノス
前半 0
コンサドーレ札幌
後半
前半42分 枝村 匠馬
後半17分 岡崎 慎司
後半33分 西澤 明訓
得点 後半44分 西 大伍
18 シュート
コーナーキック
14 フリーキック
ゴールキック 11
警告 前半19分鄭 容臺
前半43分ダヴィ
■ 店主の視線
降格が掛かっている試合とは思えないほど、むごい試合だった。
中盤のクライトン、芳賀がいないとはいえ全くと言っていい位に攻撃の形が作れない。
挙句の果てに”簡単にボールを失ってバタバタした守備で何とかしのぐ”の繰り返し。これではDFも持つはずが無い。
前半終盤に失点。シュートも1本と散々な状態。
ハーフタイムで2人入替え明確に「点を取りにいく」と三浦監督にしては早い仕掛けを行うも”笛吹けど踊らず”なかなかシュートにまで持ち込めない。 パスミス、トラップミス、わずかなタメさえ作ることが出来ないまま時間だけが過ぎていく。最後に「西」が一矢報いるがタイムアップ。

何だかボールを貰うのが(責任を被るのが)嫌なのか?闇雲に前にボールを出すか、前が動かないから出し所が無いままに後に戻すか。
チームの降格以上に、選手としての危機感を持っているのだろうか?
特に若手の選手が怖がってプレーしているのか?それとも諦めているのか?やる気が無いのか?
何とも中途半端なプレーが多く見られることが心配で成らない。
■ コンサドーレ札幌 三浦監督コメント
「このような状況にも関わらず、サポーターの皆さんには遠いところから応援に来ていただいて、本当に感謝しています。結果を出さなければいけないところで、非常に残念で、悔しいが、申し訳ないという言葉しか浮かんでこない。

ゲームに関しては、とくに前半は攻守ともに主導権をとられ、拠り所の少ないゲームだったと思う。ただ、その中で何とか耐えていたような形だったので、前半ゼロで終わりたかったと思うが、そこで入れられてしまった。ただ、結果に関しては、あの内容であれば妥当だったと思う。攻守ともにアグレッシブさに欠け、ミスを恐れているシーンも何度か見られ、チームのこういう状況において、やってはいけないような形の前半だったと思う。

後半はリスクを負った形で攻撃的な選手を入れて、多少ボールは回るようにはなったと思うが、やはり清水のディフェンスも堅かったということもあり、FWの選手がシュートをあまり打ててなかったなと思う。1-0だったので同点になればということだったが、後半の少し良くなった時間帯で入らなければ、この試合はむずかしいだろうと思っていた」

Q:前半はとくにアグレッシブさに欠けたということですが、それ以外で押し込まれた原因というのは?
「アグレッシブさ以外では、ボールを奪った後でまた簡単にボールを取られていたこと。だから攻守ともに良くなかったと思う。清水の選手のボールを失う確率と、札幌の選手のボールを失う確率は、かなり大きな差があって、なんでそんなところでパスミスが起こるんだろうというのも多々見受けられたという感じがする」

Q:それはクライトンが不在だった影響も多少出ていますか?
「攻撃のボール保持ということに関してはあったと思うが、ただミスということに関しては当然個人の責任になってくると思う」

Q:2トップになかなかボールが収まらなかった印象がありますが、そのあたりについてはどう見ていますか?
「ダヴィはもう少しできるかなという感じは持っていたが、あのぐらいボールをキープできなかったり恐さがなかったりというのは、今季ではあまり印象(記憶)にないと思った。だが、もちろんダヴィ一人の責任ではないと思う」

Q:降格という可能性もある中で、なかなか勝ちきれないという状況については?
「もちろん結果なので、受け入れるしかないと思っているし、あれだけ諦めずに応援してくださっている方もいるし、そのためにはやれるところまでやるということだと思う」

■ 横浜Fナリノス 木村浩吉監督コメント
「本当に選手がどれだけ今日のゲームが大事かということをきちっと理解して、きちっとした姿勢でゲームに入ってくれたと思っているし、ゲーム全体で……とくに90分間というのは本当に素晴らしい戦いっぷりというのを見せてくれたと思っている。またサポーターにも雨の中最後まで熱い声援を送っていただき、本当に感謝しています。
ただ、ロスタイムの戦い方というのは、まだまだ反省が残る戦い方だったのかなと。相手が3点目を取られて戦意喪失している中、もっとホームで最後まで畳みかけるような姿勢でやってもらいたかったし、DF陣も最後まで集中力を切らさずに、きちっとした試合をしなければいけなかったと思う。まだ最後の詰めのところでの甘さというのが、今日のゲームでも課題が残ったと思うので、そのへんは次の神戸戦に向けて修正していかなければいけない点なのかなと感じている。

良いゲームをした後に、なかなか良いゲームが続かないと言われている中で、選手もそのへんは十分に感じてくれたと思うし、こういう形でナビスコの勢いをリーグ戦につなげることができたというのは、本当に大きな勝利だったと思う。これから上へ上へと、前へ前へという意気込みで、ひとつずつ足を進めていきたいと思っている」

Q:札幌が立ち上がりからゾーンをコンパクトにして、人数をかけて守ってきたと思うが、その中ですごくよくボールが動いて、良い形が多かったというのは、どういうところが要因になっていたか?
「ガンバの試合でも、自分たちがイニシアチブをとって攻撃しなければいけない状況というのは当然あったと思うし、そういう中できちっと点を取ることができたことで、確固たる自信というのが選手たちにあったと思う。本当にああいう形できちっとセットされて、ブロックを作られた相手というのは、むずかしい相手だと思うが、そういう中で良い形で点を取れたというのは、選手の成長の跡というのが見られるのではないかと思っている」

Q:相手が守備重視で来る中で3点を取って、得点の形やバリエーションについてはいかがですか?
「非常に狙い通りの形で取れたのではないかと。1点目が良い形でサイドを崩して、速いクロスからの得点だったし、2点目というのも雨が降ってきたというピッチコンディションがあるにせよ、あのへんのセカンドボールは狙おうという話はFW陣に話していたので、そういう意味では市川のシュートも素晴らしかったし、その後詰めた岡崎も本当に良く反応したと思っている。3点目も、前線の選手が中で良い形でつないで、最後も何人かの選手がつぶれて、西澤が押し込んだ形だが、本当に良い形から3点取れたと思っている」

Q:今日も枝村選手がチャンスメークにもフィニッシュにも絡んで素晴らしい働きをしたと思いますが、今の彼の良さというのはどういう部分ですか?
「非常に自信を持ってやっていることがいいのかなと思う。だいぶメンバー的にも慣れてきたというか、それまではけっこう日替わりでメンバーを変えざるをえない状況ではあったが、だいぶメンバーも固まってきて、そういう中で自分の動き方とかポジショニングというのもきちっと頭の中で整理されていると思う。そういう中で最後の仕事もきちっとできるようになったというのは、非常に大きいと思っている」