J League Division 1 第21節
2008年8月17日(日) 14:03キックオフ 札幌ドーム

コンサドーレ札幌
1 前半 1
京都サンガFC
0 後半 1
前半18分 ダヴィ
得点 後半4分 渡邉 大剛
後半44分 フェルナンジーニョ
15 シュート 12
コーナーキック
16 フリーキック 26
13 ゴールキック 15
前半29分 芳賀 博信 警告 前半20分 アタリバ
後半20分 手島 和希
店主の視線
前節、大宮戦を髣髴させるような結果になってしまったのが悔やまれる。
前半は開始早々からメリハリのある攻撃を仕掛け、アンデルソンもゴールこそ無かったが、クロスやロングボールに反応して京都ゴールにプレッシャーを掛けていたと思う。
ダヴィは持ち味の突破力を生かして先制点を叩きだした。京都のDFの対応のミスもあったが「らしさ」を生かした得点だと思う。
クライトンもミドルシュートでGKの飛び出しを防ぎFWが前で動きやすいスペースを作るのを助けていた。
しかし、京都FWフェルナンジーニョには札幌の弱点が見えていたのかもしれない。
札幌の穴は右サイド。正確にはDFラインと2列目の間の右。藤田、坪内、箕輪、クライトンの4人のゾーンの中間点。
前半から何度かこの位置に流れてはラストパスやシュートを放っています。高木がパンチングで防いだのもこの位置からのシュート。
後半、田原が入りターゲットとして機能し始めると、田原にマークが気を取られ、札幌の悪い癖、ゾーンの譲り合いが始まり最後の最後で前述のポイントから決勝点を決められ 最悪の試合終了を迎えてしまう。
三浦監督の戦術や采配への批判が目立ち始めているが、監督だけの問題だろうか?
前半中ごろからクライトンが、味方に対して怒るシーンがあり、後半には増加している。クライトンのポジションからすれば、藤田、坪内、芳賀が近い距離でプレーしているのだが、 京都戦では、藤田、坪内のポジショニングや、上がりのタイミング、そしてスピードに問題があったように見えたのは店主だけだろうか?
前半のシーンで、中央でボールをもらったアンデルソンが、ペナルティーエリア左外までオーバーラップしていた坪内にパスを出したシーンがあった。
その際にアンデルソンはパス&ゴーで中のスペースを手で指示しながら走りこむのだが、坪内は1度2度躊躇した後にクロスを放り込みGKにキャッチされる。 坪内だけが悪いわけでは無いが、札幌の選手達は若く経験が少ない。勝つ為には点を取らなければ勝てないし、ダヴィ、クライトン、アンデルソンの3人だけで点を取れるようなチームでもない。 若さの一番の武器であるチャレンジする気持ちを失って、ミスが無いように縮こまったプレーでは点は取れないし、守りきれるはずも無い。
まだ終わったわけじゃない。前節、千葉が鹿島に勝利したようにミスを恐れずにチャレンジして走り続ければ残留も夢では無い。
札幌 三浦監督コメント
前半はアグレッシブにプレーすることができ、1†0で終えたことは妥当、あるいはもう少し点が取れてもおかしくない内容でした。相手の攻撃に関して言うと、フェルナンジーニョが効いているなというのが前半受けた印象で、そこを抑えてしまえば、チャンスを作らせない可能性があると思いましたが、さすがに簡単には抑えられませんでした。(その後、京都が)なんとなくチャンスを作っていたが、ビッグチャンスというところまではいっていなかった。前半の一番のピンチは最後のFKでしたが、あれ自体もフェルナンジーニョ自身がとったものでした。後半ですが、相手がシステムを変えて、センターに高い選手を入れてきて、後半に関しては京都のペースだったと思います。やはり2失点してしまったということは、(試合に勝つには)厳しいという印象を持ちました。2失点目の前には、こちらが2点目を取ろうと多少リスクはおかしながら、攻めに出る形になりましたが、なかなか流れを変えることが出来なかったという印象です。
京都サンガFC 加藤久監督コメント
「最後の時間帯に2点目が取れて、勝ち点3を取れたことを素直に喜びたいと思います。前半に関しては手島と水本が今日初めてコンビを組んだということで、少し不安定なところがありましたけど、そこはコンビネーションというよりも手島の体調が少し良くなかったので、そういうところからダヴィに抜けられて先制点を奪われてしまいました。そこで試合の展開としては少し苦しくなったと思います。後半はやり方を変えようと思っていたので、0−1のまま前半が終わってくれればひっくり返すチャンスはあると思ってはいました。後半はスリーバックにして、フェルナンジーニョが前を向いてボールを触る機会が増えたと思います。守備だけでなく、攻撃にもバリエーションが増えたと思います。そういうなかでやはり、どっちに転んでもおかしくないような展開でしたが、フェルナンジーニョが決定力を見せてくれました。今日は本当に、(飛行機の)札幌便が満杯になっているなかでチケットを取って京都から応援にきてくれたサポーターがたくさんいましたから、前節負けていたこともあって、勝ち点3を取ることができて嬉しく思っていますし、応援に感謝したいと思います」

Q:どちらの得点も田原選手が絡みましたが
「直接シュートはしていませんが、その前のシーンで起点になるという仕事をきちっとやって、うまく渡邊とフェルナンジーニョの得点を引き出してくれました。田原の特徴が生きたと思います」

Q:帰国したばかりの水本について
「14日の昼頃に成田について、関西に着いたのはその日の夕方。その日は休んでもらいましたが、その次の日からは練習に出ました。実は五輪のオランダ戦が終わった後に中国にいる本人に電話をして、ケガなどを含めて状態を確認して、本人も札幌戦に出たいと言っていました。幸い中3日だったので、調整ができるだろうと思っていた。ただ、疲れはかなりあっただろうから、今日の試合は本当によく頑張ってくれたと思う」